お騒がせ米司会の大谷翔平への“暴論”に違和感 ファンや現役選手も嘆き「オオタニは自己中心的な人間に仕立て上げられた」
ゆえにルッソ氏の大谷への発言はX(旧ツイッター)をはじめとするSNSでも波紋を呼んだ。とあるユーザーは「オオタニは、ただプライバシーが欲しいだけなのに、突然、『自己中心的な人間』であるかのように仕立て上げられた」と猛批判。もはや「悪口」とも取られかねない同氏に違和感を覚える視聴者は少なくないのである。
その違和感は、すでに現役選手も口にしている。大谷がキャリア初のMVPに輝いた21年にはマーカス・ストローマン(現カブス)がルッソ氏に対して「こいつらは野球のことをこれっぽっちも理解していない」「世間はこんなもんを聞く必要はない」と自身のXで指摘。そして、次のように論じていた。
「アスリートたち…決してこんなマヌケたちの意見を聞き入れるべきじゃない。自分の夢を追い、そして偽るな。誰もが、やるべきことに誠実に向き合う姿や将来どうなるかを判断できるわけじゃないんだ。こういうネガティブな評論によって、自分に歯止めをかけるアスリートたちもいるだろう。でも、こういうくだらない話は、くだらないやつらのマインドから生み出されるんだ。自分らしく、自分を信じろ」
いまや現役選手たちからも苦言が呈されている。それでもなお、稚拙な「大谷批判」を続けるルッソ氏への逆風は強まるばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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