【巨人】期待の星 山崎伊織の今季初勝利で注目集まる もう一人の桑田門下生
段々と戦力が整ってきた投手陣で、合流が待たれている投手もいる。
高橋優貴投手もその一人だ。一昨年はチームトップの１１勝をあげる活躍を見せた左腕も昨季は１０試合に登板し、１勝５敗の防御率５・４０と苦しんだ。９月に左ひじの手術も行い、一時育成契約となっていたが、再び支配下契約を１０日に結んだばかり。
ファームの試合では投げ始めており、４試合に投げ２勝１敗、防御率４・４１。現在チームのローテーションピッチャーでは助っ人左腕のメンデスが抹消となったことで、左腕不足も深刻となっており、高橋の合流がいつとなるかも注目を集めている。
また今回勝ち星をあげた山崎、合流が待たれる高橋も昨年まで１軍投手チーフコーチを務めた桑田氏（現ファーム総監督）の秘蔵っ子とされる。彼らの潜在能力の高さを認め、投手王国再建を目指した同コーチは道半ばで１軍を離れファームで指導することになったが、教え子たちが１軍の舞台で活躍することを願っている。
開幕から低空飛行が続くチームもここにきてプロ３年目の中山礼都の活躍など明るい材料も見え始めた。起爆剤はいくつあってもいい、若い力に注目が高まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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