示されていた”予兆” ドジャース大谷翔平 水原通訳解雇騒動 大谷が事前に漏らしていた”本音”とは
まさに”盟友”ともいえる関係性だったが、今年に入ってその関係性に変化が生じたと感じられる出来事もあった。
今年2月3日(日本時間4日)にドジャースタジアムで行われた「ドジャー・フェスト」というドジャースファンとの交流イベントに出席した大谷。移籍後、初めてファンの前に出てくるとあって会場は大盛り上がりとなった。そして行われたトークショーでは水原氏が通訳を務めた。同トークショーでは大谷の愛犬の存在「デコピン」の話題が注目を集めたが、実はインタビュアーから次のような質問もされていた。「一平さんとの関係はどうですか?」と問われると、少し間を置いて、苦笑交じりにこう答えたのだった。
「ここはもうビジネスの関係なので、友達ではないです(笑)割り切って付き合ってます」
この発言はときに見せる大谷のシニカルジョークとして日本でも報じられていたが、今回の事態になってみると、実は”本音”を明かしていたという見方も出ている。
大谷が今回のスポーツ賭博の一件を把握したのは昨秋ともいわれており、信頼を置いていた仲間から裏切られたとなれば、こうした発言にも結びつく。
水原氏が不在となった開幕2戦目の試合ではベンチで大谷が所在無げなシーンも目立った。今までは当たり前のように横にいてサポートする存在がいなくなったことで、大谷への影響も心配されている。
様々な苦難を乗り越えてきた背番号17は今回の事態を受け、どう前に進んでいくのか。ただ常に横にいた”盟友”はもういない。平常モードに戻るにはもう少し時間が必要となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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