野球カード返還要求で波紋 “盟友”だった大谷翔平への26億円支払い義務も 水原被告の“凋落”に米衝撃「危機に瀕している」
水原被告のギャンブル癖を改めて浮き彫りにする一報ではある。ゆえに米メディアでも、大谷の心情を推察する意見が目立った。
スポーツ専門サイト『Sporting News』は二人の関係性を「長年の通訳であり、腹心でもあった」と紹介。その上で「オオタニはミズハラから詐取された直筆サイン入りのカードを取り返すべく動いた。ミズハラは有罪が確定すれば、オオタニへの賠償金として総額約1700万ドル(約26億1800万円)、国税庁への賠償金として100万ドル(約1億5400万円)以上を支払う義務がある」と伝えた。
また、スペイン紙『Marca』の米国版は「ミズハラが抱えている法的トラブルは野球カードの購入だけにとどまらない」と指摘。「ドジャースとの7億ドルの契約という重要な瞬間もオオタニのそばにいた彼は、日本への強制送還の危機に瀕している」と今後を読み解き、こう続けている。
「この法廷闘争は、ここまでのオオタニのキャリアにおいてミズハラが担ってきた役割とは明らかに対照的である」
果たして、水原被告には最終的にいかなる判決が下されるのか。本人の体調不良によって延期が続いている量刑の言い渡しは、来年1月24日に行われる予定となっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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