「恥ずべき」水原被告の低賃金証言に米識者が“矛盾点”を指摘「オオタニからポルシェをプレゼントされ、給料も受けていた」

タグ: , , , 2025/1/27

球団支給とは別に大谷からも給与を受けていた水原被告。(C)Getty Images

 赤裸々な“釈明”が波紋を呼んでいる。

 現地時間1月23日、ドジャース・大谷翔平の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告に米検察は同選手への賠償金として1697万ドル(約26億3035万円)の支払いと4年9か月の禁固刑を求刑。これに対して情状酌量を求めた同被告は裁判所に申立書を提出し、マイケル・フリードマン弁護士は懲役1年6か月が妥当だと主張した。

【動画】「私はオオタニです」明るみになった衝撃の声真似 水原被告と銀行員のやり取り

 波紋を呼んでいるのは、申立書内での水原被告の証言だ。

 水原被告は、大谷が事件を全く把握していなかったことを強調した上で、自らが「著しく低賃金だと感じていた」と生活苦を告白。また、寝る間もなかったという重労働によるストレスからギャンブル依存症に陥ったとも明かしたのだ。

 無論、一連の主張によって、大谷に対する裏切りが許されるわけではない。事件発覚当時から衝撃を受けていた球界関係者からは批判の声が上がっている。

 米野球専門のYouTubeチャンネル『Foul Territory』のホストを務めるスコット・ブラウン氏は「これは酷い。恥ずべきことだ」と糾弾。さらに水原被告の年俸がエンゼルス時代から倍増さている事実をふまえ、「彼はオオタニのサポートが重労働で、低賃金だと主張しているが、エンゼルス1年目では8万ドル、2022年には25万ドル、ドジャースでは50万ドルを貰っている。しかも、オオタニからポルシェをプレゼントされた上に別で給料も支給されているんだ」と断じた。

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