なぜ450万ドルもの大金を動かせたのか 注目される日本人メジャーリーガーと通訳の「特殊な関係性」とは
水原氏は通訳として常に大谷を支える存在として知られた(C)Getty Images
ドジャース・大谷翔平は3月25日(日本時間26日)、注目を集めていた水原一平元通訳の違法賭博問題について初めて会見を行った。
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約12分にわたった会見の中では大谷は自身がスポーツ賭博を行った経験はないことを明言。その上で、水原氏がスポーツ賭博に関わっていたことや、巨額の借金があったことを知らなかったことを明かした。「彼はウソをついていた」として、自身の口座に不正にアクセスしていたとも語った。
一方、今回の会見を受けて米メディアの中では、質疑応答の場がなかったことで「大谷は質問にこたえていない」として疑問の目を向けるムキもある。巨額資金の送金方法をめぐっての疑問の声だ。
今回の件では水原氏が違法賭博により少なくとも450万ドル(約6億8000万円)もの負債を負ったことが明らかになっている。違法賭博の胴元に借金返済の名目で大谷翔平名義の口座から大金が複数回にわたってふりこまれているとあって、米国内の銀行口座における送金方法、チェック対策などにも注目が高まっている。
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