大谷翔平の表情が何とも切ない 水原氏との「在りし日」を思い出させた セレモニーとは
大谷はスタンディングオベーションにヘルメットを掲げて応えた(C)Getty Images
ドジャース・大谷翔平はオープン戦最終となる26日(日本時間27日)のエンゼルス戦に「2番・DH」で先発出場。2打数無安打に終わったが、注目を集めたのは古巣の温かい歓待だった。
この日はドジャースに移籍後、初となったエンゼルスタジアムでの試合となった。
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1回一死走者なしで迎えた第1打席。1度は打席に入った大谷が思わず足を止めた。バックスクリーンには大谷のエンゼルス時代のハイライト映像が流しだされた。そこにはマウンドで快投し、ガッツポーズをするシーン、ナインと抱擁する姿またベンチで大はしゃぎとなっている中、渦中の人となっている水原元通訳が映りこんだシーンもあった。
映像を見ながら、在りし日を思い出したのか、思わず遠い目を見せた大谷。その目にはうっすら涙が光っているようにも見えた。
最後は昨季ア・リーグMVP受賞時の英語スピーチが字幕付きで流れ、〝おめでとう〟とメッセージが流れると4万4377人の観衆から大きな拍手とスタンディングオベーションが起きた。
それはまるで逆風に立ち向かっている大谷を励ますかのようで、大谷もヘルメットを高く掲げて感謝の気持ちを示した。
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