余波続く水原氏の違法賭博騒動 大谷翔平は「できる限りのことをした」と米識者が擁護「何かが覆すまで現状維持だ」
心情をストレートに述べた大谷の会見に好意的な意見は多い(C)Getty Images
開幕を迎えたメジャーリーグは各チームが最初のカードを消化し、本格的にレギュラーシーズンがスタートした。大谷翔平、山本由伸が加入で注目を集めるドジャースも、韓国・ソウルでの開幕シリーズに続き、米国初戦でカージナルスと対戦、ホームスタジアムで各選手とも、期待通りのプレーを披露している。
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そのドジャースで連日のように安打を記録している大谷は、思わぬトラブルとともにメジャー7シーズン目に臨むこととなった。ソウルでのパドレス2連戦の最中に発覚した、水原一平氏の違法賭博関与をめぐる一連の騒動は今もなお、さまざまな憶測が囁かれている。
現地時間3月25日には大谷自身が会見を開き、騒動に言及。自らはスポーツ賭博には一切、関わっていないこと、さらに水原氏に対し「口座からお金を盗んだ」「すべてが嘘だった」などと述べ、経緯を説明した。
会見において、大谷から発せられた言葉のそれぞれが極めてストレートな表現だったこともあり、さまざまな反響が上がった。内容をそのまま受け止めるべきと論じる声がある一方で、大谷自身の賭博への関与の可能性を問う見方も今なお、消えないままだ。
もちろん、米国内でも連日のようにこの一件の報道がメディアを賑わせている。その中で、米スポーツサイト『Front Office Sports』では現地時間3月30日に、国内有力紙などで活動を続けているジャーナリスト、チェルシー・ジェーンズ氏のコメントを掲載した。同メディアのポットキャスト『FOS Today』の中での、ジェーンズ氏の見解を振り返る内容となっており、大谷の会見を肯定的に捉えているようだ。