相次ぐ判定問題にイタリアが正式抗議…国際柔道連盟は物議醸すジャッジの正当性を主張「非難は全く根拠がない」【パリ五輪】
さらに「当然ながら、これは五輪にも当てはまる」と突っぱねたIJFは、「イタリア連盟の試合結果に対する正当性の疑問、不正操作の意図があったと示唆する非難は、まったく根拠のないものである」と断言。「すべての決定は各階級の事実的要素に対して明確かつ正確に分析し、ルールを厳密に従って行われている」とも反発し、パリ五輪に派遣している審判団が正当にジャッジを行っていると論じた。
「このパリ大会に行っているIJF審判員は、世界最高峰であり、過去4年間、世界柔道ツアーでもきめ細かな仕事をこなしてきた。彼らはそのプロフェッショナリズム、経験、公平性、誠実さで認められている」
今大会は日本勢も含めて、いわゆる「疑惑の判定」が何かとお茶の間を賑わせている柔道。そうした中でIJFがジャッジの正当性を改めて主張するのは、実に異例だと言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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