森保ジャパンの白星発進にブラジルメディアは冷静「それほどインパクトがあるものではなかった」と評価した理由は?
同メディアは「5-0。日本は本日、大阪府のパナソニックスタジアム吹田でミャンマーを撃破し、2026年ワールドカップのアジア予選を開幕させた。アヤセ・ウエダが3得点、ダイチ・カマダとリツ・ドウアンがゴールを決めた。前回の対戦が10-0だったことを考えれば、このスコアラインはそれほどインパクトのあるものではなかったかもしれない」と振り返った。
また今回、招集予定だった選手から負傷者が続出したことなどにも触れており「メンバーを大幅に入れ替え、練習時間をほとんど取れなかったにもかかわらず、日本は90分間一度も相手に得点を許すことなく、終始試合を支配し続けた。シュート数は35対0、枠内シュート数は15対0だった」と指摘。明確となったスタッツの違いにも言及している。
さらに「通常、格下相手に楽勝しても得るものは少ない。しかし日本にとっては、チーム内の競争を強化するのに十分な勝利であり、出場機会を失っていた何人かの選手たちは、自分の色を見せようと躍起になっていた」として、チーム全体への印象を述べている。
他にも今回の記事では「ドウアン、カマダ、ミナミノのパフォーマンスを回復させたこと、センターフォワードがハットトリックを達成したことが、今日の最大の収穫だった」と攻撃陣が躍動した点を高く評価している。
攻守において、好調を維持する日本の強さがそのまま表れたゲームだった。同時に、この日の結果により選手間のポジション争いもさらに熾烈さを増していくことも明らか。続くアウェーでのシリア戦でも連勝を目指すとともに、チーム内におけるせめぎ合いもより激しいものとなっていくはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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