「正念場」スペイン大手紙が大岩ジャパンを「最も傑出した相手」と警戒!「我々の欠点は明らか」母国代表の課題を指摘【パリ五輪】
無失点でグループを突破した守備力をスペインメディアは高く評価した(C)Getty Images
パリ五輪に臨んでいるU-23日本代表は、パラグアイに5-0、マリに1-0、イスラエルに1-0とグループステージで3連勝を飾った。グループD首位通過で決勝トーナメント進出を果たし、準々決勝ではグループC・2位のスペインと対戦する。
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決戦に向けて、スペインの大手紙『MARCA』が日本戦をプレビュー。「正念場」と題した記事で、まずは自国のチーム状況を伝えた。
「スペインはウズベキスタンとドミニカ共和国を破り、エジプトに敗れたあと、サンティ・デニア監督率いるチームはリセットをかけ、大会の後半戦に集中している。メダルは彼らの視野にあり、指揮官は『選手、メディカルスタッフ、ドクター…準決勝に進出するためには、連帯感と仲間意識を示す最高のスペインが必要だ』と団結を呼びかけている」
同メディアは「チームとしてのまとまりは徐々にできてきている」と認めるも、「スペインの欠点は明らかだ」と課題にも触れる。グループステージの全試合で失点している守備を「もっと堅固にする必要がある」と指摘した。そして改善に向けて選手コメントを紹介。DFマルク・プビルが次のように話しているという。
「どのチームも攻撃が優れているので、インサイドでボールを失った時、守備に気を配らなければ、無防備なエリアを突かれてしまう。どんなに試合を支配しているように見えても、いつでも気を抜いてはいけないことを学んだ」