平均球速116キロのチェコの“小さな巨人”が漏らした侍ジャパンの恐さ 万感マウンドで抱え続けていた不安「日本は僕を把握していた」【WBC】

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狙い通りに遂行できたマウンド

 無論、投球自体に手応えがないわけではなかった。「ただただストライク先行で投げてどうなるか見てみようと思っていた。正直、すぐに終わると思っていたから、予想以上に良い結果になった」と語ったサトリアは、「(プランも)いつも通り。チェンジアップを軸に抑えて、そこに変化球を織り交ぜながら、相手にミスをさせてアウトする」とも証言。日本の打者のミスショットを繰り返したのも狙い通りであったと振り返った。

 一方でマウンド上では、相手の適応力の高さ、そして自身のコンディションに少なからず不安も抱えていた。「日本が君の投球を嫌がってると感じた?」と問われたサトリアは、「そうは思わないね」とキッパリ。そして、こうも自己分析を続けた。

「実は初回に3人の打者がフェンスに当たる警告のような打球を飛ばしてきたから、低めに抑えていれば大丈夫だとは思った。でも、もしも、球を高めに投げ始めてしまったら、どうなるかはみんながわかってる」

「正直に言うと、腕と背中が痛くなり始めていたんだ。だから全力を尽くしたと思う。日本のバッターたちは僕のことをもう把握していたから、もしも、もう一回りしていたら準備万端だった。だから僕がもっと長くマウンドに立っていたら、彼らはもっと打球を飛ばしていたはずだ」

 降板時には、敵味方関係なくスタンドの観客からは万雷の拍手で称えられ、試合後にもあらためてサトリアに対して“18秒間”のスタンディングオベーションが贈られた。「言葉では言い表せないほど感動した」という万感のマウンドにあって当人は、日本打線の凄みをひしひしと感じ取っていたようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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