「上昇傾向は恐怖だ」5戦19発と止まらない森保ジャパンに韓国メディアは畏怖の念「凄まじい破壊力を誇示した」
成熟した戦いぶりを見せ、ヨーロッパの強敵を次々と打ち破った日本。その勢いにアジアのライバルも驚きを隠さなかった(C)Getty Images
充実のヨーロッパ遠征を終えた日本代表。彼らの進化にライバル国も舌を巻いた。
現地9月12日にベルギーのヘンクで行なわれた親善試合で日本代表はトルコ代表と対戦して4-2と快勝。これで今月9日のドイツ代表戦から2連勝となり、敵地に乗り込んだ代表シリーズは大きな収穫を得る形となった。
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4-1で衝撃的な完勝を収めたドイツ戦から先発10人を入れ替えるフレッシュな布陣で臨んだ日本は、トルコを相手に躍動した。15分に伊藤敦樹の代表初ゴールで幸先よく先手を取ると、28分と36分に中村敬斗が決めて、序盤から主導権を握った。
その後に1点差にまで詰め寄られた日本だったが、79分に伊東純也がPKによる追加点を決め、トルコを退けた。試合後のフラッシュインタビューで森保一監督が「選手層を厚くする、チーム全体のレベルアップと戦術の共有ができました。苦しい時間もありながら、選手たちが良い経験を積んでくれました」と手応えを口にしたように、チームの成長を感じさせる90分だった。
日本の成長はたしかに数字にも表れている。直近5試合で4勝1敗と大きく勝ち越しに成功。5戦で19得点(6失点)と驚異的なゴールラッシュを記録しており、かつて批評家たちが日本サッカーを語るうえで常套句のように使った「得点力不足」は微塵も感じさせない。
まさに絶好調のサムライブルーには、“永遠のライバル”のメディアも脱帽する。韓国のスポーツメディア『OSEN』は「日本は凄まじい破壊力を誇示した」とドイツ戦に続く4得点を絶賛。そのうえで、「今年9日にドイツを4-1に破ったのに続き、日本はトルコも4-2で制圧して上昇ムードを高めた。彼らは最近4試合で18得点という恐ろしい攻撃を見せつけている」と称えた。