「私だけの責任じゃない!」トルコ代表監督が日本戦完敗に衝撃発言 母国メディアで非難の声「信じられない言葉だ」
試合中からフラストレーションを溜めこんだ表情を浮かべていたクンツ監督。(C)Getty Images
追い上げ空しい完敗にドイツ人指揮官は語気を強めた。
現地9月12日にベルギー・ヘンクで行われた日本代表戦でトルコ代表は2-4と敗戦。3失点を喫すると、60分までに2点を返す反撃を見せたが、79分にダメ押しの1点をもぎ取られて万事休した。
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立ち上がりに出鼻をくじかれ、流れをつかみきれずにいいところなく敗れたトルコ。来月13日にクロアチア代表とのEURO2024の予選における大一番を控える彼らにとって、多くの課題を残したパフォーマンスは芳しいものではない。
ゆえに指揮官もたまらず檄を飛ばした。ドイツの放送局『SPORT 1』などによれば、試合後の会見に登場したステファン・クンツ監督は「いくつかの問題を解決する必要性がある。我々は日本と同じレベルにはなかった」と断言。そして、次のように語った。
「責任があるのは私だけではない! 選手たちはもっとトルコ代表のために100パーセントの力を発揮できるレベルでなければならない。今日はフィジカル面で日本に全く対応できない選手もいた。何かを勝ち取りたいならあれではいけない。私はドイツ代表選手としてプレーした。そして今はトルコ代表を率いるドイツ人監督としてベンチにいて、試合に勝つためにそこにいる!
私たちの唯一の目標は、トルコ代表を向上させることにある。私たちはそれを誇りに思っている。しかし、私が最も傷つくのは、選手たちが100%の力を発揮してくれないときだ。ピッチの中で答えを出すべきであって、インタビューの場ではない」