「完全なる恥」森保ジャパンに完敗が“トラウマ”に!? トルコ国内で広まる衝撃と批判「日本はサッカーを教えてくれた」
日本の勢いを食い止められずに敗れたトルコ。国内では精彩を欠いた代表チームへの批判の声が続いている。(C)Getty Images
サムライブルーに喫した完敗は、小さくない波紋を呼んでいる。現地9月12日にベルギーのヘンクで行なわれた親善試合で、トルコ代表は日本代表に2-4と敗戦。本拠地でアルメニアと1-1で引き分けたEURO2024に向けた予選に続き、9月の代表シリーズは未勝利となった。
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日本の成長と充実ぶりを物語るゴールラッシュに列島が沸いた。一方でトルコは前半に3点を失ってから60分までに1点差に強めるも、79分に稚拙なレイトチャージによって与えたPKでダメ押しの1点を奪われて勝負を決められた。試合後の会見でステファン・クンツ監督が「今日はフィジカル面で日本に全く対応できない選手もいた。何かを勝ち取りたいならあれではいけない」とチームへの怒りを露わにしたのも無理はない内容に終始した。
「いくつかの問題を解決する必要性がある」
クンツ監督がそう語ったように、日本と明らかな差を示されたトルコ。そんな代表チームには、試合を目の当たりにした母国記者からも厳しい声が飛んでいる。スポーツライターのビラル・メシェ氏は、地元紙『MILLIYET』で「前半の3失点はあまりに重かった」と指摘。そして、60歳のドイツ人監督が率いる現チームに改善を求めた。
「日本には確率されたゲーム哲学があり、最後の最後まで妥協をしてなかった。我々にも理想的なチームと戦術があればいいと思わせた。1点が欲しい展開で、左右どっちつかずの攻撃はあまりにリスクがある。私はクンツ監督と選手たちが日本戦の教訓から学ぶことを願う」