「強豪でも普通に負ける」MLB日本人フロントが語った侍ジャパン敗退の本質 「3月の5試合だけで評価できない」【WBC】

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 だからこそ、短期大会の結果だけで評価することは危険だと加藤氏は語る。「野球は、一喜一憂して反応的になるスポーツではない。162試合の長いシーズンで、ようやく本当の力が見えてくる。今日のような悔しい敗戦で感情的になるのは当然。でも、3月の5試合だけで選手やチームを評価することはできない」と説く。

 さらに、加藤氏は日本のWBC優勝の歴史にも言及する。2006年、2009年、そして2023年。日本は3度、世界の頂点に立ってきたが、その成功もまた、野球特有の「変動」の中で生まれたものだという。

「2006年、2009年、そして2023年に日本がWorld Baseball Classicで優勝できたのも、この『変動』の恩恵だった。そして同じ変動が、今回の敗戦にもつながった」

 勝利も敗北も、すべてはこのスポーツが持つ不確実性の中で起きる――。そうした前提を踏まえた上で、加藤氏は最後にこう締めくくっている。

「だからこそ、野球は世界で最も面白いスポーツだと思う。どんなことがあっても、ファンは応援せずにはいられない。何が起こるか、本当にわからない」

 歓喜と失望が隣り合わせにあるからこそ、人は魅了され続ける。野球というスポーツの奥深さを、改めて考えさせる言葉だった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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