メダル獲得数わずか「1」で悲観 日本競泳の低迷を米専門誌が辛辣評価「強力な武器が今の日本にはない」【パリ五輪】

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 目に見える結果を残せずに苦心する日本競泳界。長く続いている低迷ぶりを酷評する同誌は「日本は大きな岐路に立っている」と断言。そして、今後に向け、悲観的な見解を示している。

「直近2回の五輪での成績は、2000年以降で最悪であり、11個のメダルを獲得した2012年ロンドン大会のレベルには遠く及ばない。かつて北島康介が支配した平泳ぎや、入江陵介が一貫して活躍した背泳ぎのような、強力な武器が今の日本にはない」

「日本が希望を取り戻せるかどうかは大きな疑問だ。開催国になった国は、その大会でパフォーマンスが向上し、次の大会にもその勢いを引き継いでいくものである。今回のパリでは、その理想形がフランスに持ち込まれ、レオン・マルシャンが中心となって強力なパフォーマンスを発揮した同国は、4年後にも良い流れを持ち込むことができそうだ」

 次回のロサンゼルス五輪は2028年。ホスト国となる米国を筆頭に各国が今以上に競争力を高めるのは必至だ。そうした中で日本が遅れを取らないためには、同誌が「それができなければ、『日出ずる国』の競泳界は、このまま沈んでいく」と言うように優れた人材発見が肝となる。今大会の“失敗”を次の4年にどう活かされるかは興味深く見守りたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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