スーパーフォーミュラに最年少デビューする女子高生レーサーのJujuが日大に合格 4月から女子大生レーサーに
デビューイヤーの目標については決して背伸びはしない。「圧倒的に経験が少なく、唯一の10代女子の私が、最初から勝ちに行きますというのは現実的ではないと思います。今までレースをやってきたスタンス通り、毎戦レースを楽しみ、一つ一つ目の前の壁を乗り越えて、成長を遂げていくというのが今やるべきことであるととらえています。一歩一歩の成長がその先の勝利につながると信じています」と語った。
現行ルールでは軽量の女性は不利とされる。75kgの男性を基準に最低重量が定められているため、体重の軽い女性は体重の差の分の鉛を車体に積まなくてはならない。会見に同席した父の英樹さんも「75kgの男性はそれだけの肉体を持ち、筋肉量もはるかに優れている。しかし、体重の軽い女性はその筋力の代わりに鉛の搭載を要求されているのが現実。ボートレースや競馬は女性選手にはある程度の重量差を認めていたりもします。男女平等参画社会を掲げる時代に、ぜひ自動車レース界も、女性選手が活躍できるよう総合的に判断してほしい」とレギュレーションの見直しを求めた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「俺を潰す気つもりか!」――角田裕毅が発した“異常な暴言”に海外メディアも「通常では考えられない会話」と仰天
【関連記事】女子高校生レーサーのJujuが欧州のジュニアフォーミュラカーで年間チャンプに 昨季は日本の登竜門フォーミュラでも女性選手がタイトル獲得
【関連記事】女子高校生レーサーJujuが日本人女性初のスーパーフォーミュラ参戦!ホンダとの関係も注目に