スーパーフォーミュラに最年少デビューする女子高生レーサーのJujuが日大に合格 4月から女子大生レーサーに
日大に入学するJuju Photo by T.Endo
女子高生レーサーが4月から女子大生レーサーになる。国内最高峰シリーズのスーパーフォーミュラへのデビューが決まっているJujuこと野田樹潤(18)が2月15日、東京都内で記者会見し、日大スポーツ科学部へ入学することを発表した。
「人としても成長したいと考えているので、日本大学のスポーツ科学部は、私の今後の人生設計において非常にプラスになると思いますし、男性に比べて非力な女性であるにも関わらず、なぜマシンを乗りこなすことができたのか、新たな答えが見つかる可能性もあります。日本大学で学ぶことは、レースで成功するためでもあるんです」と学業とレース活動の両立に自信をのぞかせた。
スーパーフォーミュラでは新興チームの「TGMグランプリ」に所属し、ホンダエンジンを搭載するマシンで参戦する。開幕戦の決勝は3月10日。国内トップフォーミュラでは史上最年少デビューすることになるが、肩書は女子高生。現在の心境を「リラックスしていて普段と変わりありません。これまで海外でのレースとは違って、応援してくださっているスポンサーとファンの皆さんの前で走ること、日本最高峰のレースに史上最年少でギリギリ(笑)女子高生としてデビューするのが楽しみです」と語った。
Jujuは2世ドライバーで、F1や米インディカーに参戦した野田英樹さんを父に持つ。「マシンは、ともに闘う同志。ガンメタと赤のカラーリングは、父(野田英樹)が、F1にいく直前に乗っていたF3000と同じなので運命を感じます」と目を輝かせた。