ド軍、トレード戦線で獲得浮上 ツインズ27歳、最速168キロ剛腕ストッパーの存在を米記者が指摘「オオタニの全盛期を無駄にする時間はない」
デュランは160キロ超の剛速球で知られる(C)Getty Images
昨年世界一のドジャースが苦しい時期を迎えている。
7月9日(日本時間10日)のブルワーズ戦にサヨナラ負けで、19年4月以来6年ぶりとなる6連敗を喫した。
タイラー・グラスノーが先発で復帰、5回1失点と明るい材料もありながら、救援陣が終盤につかまり、最後は力尽きた。
大谷翔平が投手として本格復帰を目指し、短いイニングでの調整登板を進める中、ブルペンの整備は世界一連覇に欠かせないピースとあって、7月末のトレード期限まで動きがあるか、注目されている。
MLBアナリストのジェフ・パッサン氏は現地10日(日本時間11日)に『ESPN』に「2025年MLBトレードデッドライン」として、各球団のトレード候補選手について考察を加えている。
ドジャースでは投手陣の拡充が必要として同氏が目を向けたのはツインズ守護神、剛腕で知られるジョアン・デュランだった。
27歳右腕は今季ここまで42試合に登板して5勝3敗14セーブ、防御率1.52と安定したパフォーマンスを残している。
平均160キロ超の剛速球に加え、大きく曲がるスプリット、ナックルカーブなど変化球の制球良くメジャー打者を封じ込めている。かつて105マイル(約168キロ)も記録した剛腕の存在がクローズアップされている。
パッサン記者は「ドジャースは毎年トレード期限を迎えるたびに大型移籍を狙っている」としながら、デュランに関して実績含め「その対象にふさわしい」と記す。






