虎のドクターKは「打てない」 阪神デュプランティエが発揮する“佐々木朗希級”の奪三振力を物語る「7.17」の凄み

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ヤクルト打線を見事に封じ切ったデュプランティエ。(C)産経新聞社

 真夏の到来を予感させた猛暑の神宮で、虎のドクターKはタフに投げ抜いた。

 6月28日に神宮球場で行われたヤクルト戦に阪神のジョン・デュプランティエが先発登板。この日はマウンド上の気温が40度を超える楽ではないコンディションだったが、7回(102球)投げ、被安打3、無失点、7奪三振の快投。シーズン4勝目を飾った。

【動画】際立つ糸を引くストレート! 「虎のドクターK」デュプランティエの奪三振シーン

 この日も自らが「配球の天才」と認める“女房役”の坂本誠志郎の巧みなサポートに支えられながら、相手打線を翻弄した。初回に1死二塁のピンチを背負ったデュプランティエだったが、危なげなく後続を抑える。これでリズムに乗った右腕は、2回以降は得点圏への出塁を許さずに圧倒。4シーム、スライダー、カーブ、チェンジアップを駆使した上で、奥行きで駆け引きをする投球術で見事に“完封”した。

 今季11先発で4勝を挙げる助っ人は、防御率1.49、WHIP0.81のハイアベレージを維持しているのだが、特筆すべきは「奪三振力」。28日の試合終了時点で、奪三振率(11.61)、FIP(1.46)、K-BB%(7.17)はNPB全体トップの数字を残している。

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