「もっともっと伸ばしていきそう」直近3試合で2完封の阪神30歳怪腕は何が良化したのか 球界レジェンドOBは"魔球"の存在にも言及
25イニング連続無失点、リーグトップの奪三振数と好調を維持している(C)産経新聞社
阪神助っ人のジョン・デュプランティエが好調を維持している。
7月5日のDeNA戦(横浜)では9回3安打9奪三振無失点の快投で今季2度目の完封を達成。これで6月19日のロッテ戦から3試合、25イニング連続無失点記録を継続。今季95奪三振はリーグ単独トップに立った。
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豪打で知られるDeNA打線が完ぺきに封じられたとあって、その内容にも注目が高まっている。
開幕直後はなかなか勝ち星がつかず苦しんだが、6月中旬以降、直近3試合で2完封と状態を上げてきている。
背景には信頼を寄せる坂本誠志郎とのバッテリーの相性の良さも指摘されている中、同試合で中継解説(BSーTBS)を務め、「完全男」としても知られる巨人OBの槙原寛己氏は「あのストレートを見ると手を出しづらい」と球威が増した直球の存在が大きいとした上で、この試合でも効果的に使ったナックルカーブの存在にも言及。
4回二死三塁の場面で迎えたのは相手主砲、牧秀悟。前回の対戦で直球をスタンドインされた牧に対し、初球はスライダー、2、3球目はナックルカーブで空振り三振に斬ってみせた。
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