名将・岡田も「右は打てない」と唸る 新助っ人デュプランティエの無双ぶりで注目される阪神の“魔改造”「またMLB級に…」
ただ、環境を大きく変えた今季は、その課題も克服した感すらある。近年ではロベルト・スアレス(現パドレス)やハビ・ゲラが施された俗に言う“魔改造”の効果か、ここまで与四球率は1.74%と安定。また、奪三振と与四球の比率を表す指標「K-BB%」も29.1%と断トツの数値を残し、被打率も.179と抑え、MLB時代から異彩を放っていた奪三振力にも磨きがかかっている。
ここまで8登板で、奪三振率11.96とずば抜けているデュプランティエ。ダイヤモンドバックス時代に球団のトッププロスペクトとして期待されたポテンシャルを存分に発揮する新助っ人には、プロ野球ファンも唸る。日本ハム戦後にXでは「また阪神は助っ人をMLB級に魔改造してしまった」「エグすぎる」「無双です」「NPBに存在しちゃダメな選手じゃないか?」といった衝撃が走った。
今のところ防御率1.54、WHIP0.84のハイアベレージを残し、ライバルの付け入る隙を与えていない状態にあるデュプランティエ。今まさに最盛期を迎えた30歳には、伸びしろしかない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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