終戦のメッツに酷評止まず 米誌は指揮官続投に“悪臭つきまとう”と非難「失望と屈辱のワンツーパンチを喰らった」
また、スターンズ氏が会見において、「育成基盤を強化し続け、先発投手を育てることに全力を注ぐ。それが持続的な成功につながる」と述べたコメントを紹介。今季、故障者にも悩まされた投手陣の強化が必須であるとする意向について、サモン氏は、スターンズ氏の発言に賛同しながらも、「ただしトレードでの補強をためらわない姿勢が必要だ。今年のトレード期限でスターンズは先発投手を獲得しなかった」などと訴える。
さらにサモン氏は、ソト加入で期待が大きかった打撃陣についても、「このグループは大幅に期待を裏切った。個々の打撃成績は良好〜優秀だったものの波が激しく、勝利には結びつかなかった」と分析する。
今季のメッツの戦績から、「失望と屈辱のワンツーパンチを食らった」とシーズンを評するサモン氏は、来季については、「ここからどこへ向かうのか。それは、鼻をつく悪臭に覆われた中で進むべき正しい道を、首脳陣が見抜けるかどうかにかかっている」などと見通している。
ポストシーズンの華やかな戦いをよそに、失意に包まれる名門球団はひっそりと新たなシーズンへの一歩を踏み出した。昨年同様、今オフもメッツはさまざまな意味で、その動向が注目を集めることとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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