「俺たちと話せ」失敗の象徴となった1147億円男は孤立していた? メッツ同僚たちが証言した舞台裏「誰もが偉大である必要はない」
では、実際はどうだったのか。チーム内からはソトの内省的な人柄を語る声が漏れている。米スポーツ専門局『FOX Sports』において「彼は世間からかけ離れているような感じがある」と語ったのは、フランシスコ・リンドーアだ。
「彼は、彼自身と家族、そして彼の小さなコミュニティの中だけにいる。僕らと時間を共有するけど、それも時々だ。でも、彼は何度も言っている。『俺は物静かな人間なんだ。ただ勝って、自分の仕事をこなしたいだけなんだ』とね。それが彼の本性だ。ただチームに出入りするだけ、それだけ」
チーム内で孤立しているようにも見える。リンドーアは「それでもいい。誰もがそんなに偉大である必要はない」とも説いている。
一方で「もっとエネルギーや感情を持ってきてほしい」と語るのは、スターリング・マルテだ。ソトから「メッツのやり方を教えてくれた。本当に感謝している」と証言される“お世話係”は、こう続けている。
「選手によってやり方やスタイルは違うからどうしようもないところはある。でも、俺たちだって彼と話すことはできる。『もっと俺たちのそばに来い』とか『一緒にジョギングしろ』とか『もっとエネルギーや感情を出せ』と伝えることはできるんだ。焦る必要はないけど、『もっと笑顔を見せてほしい。プレッシャーを感じているのかもしれないけど、俺たちと話せば、笑い合うことでそれを解消できる』とは伝えているよ」
個人成績では抜群のパフォーマンスを披露したソト。メッツとしての結果も問われる来季は、チーム内でのリーダーシップも求められることになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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