大谷翔平超えの“史上最高契約”も囁かれるソトのFA狂騒 米記者はドジャース獲得説を疑問視「球界のバランスが著しく乱れる」
複数球団による争奪戦が見込まれているソト。(C)Getty Images
2年連続での超大型契約締結はありえるのか。ドジャースのフアン・ソト獲得に関する情報が連日のように世間を賑わせている。
今オフのメジャーリーグのFA市場で人気銘柄となっているソト。敏腕とされる大物代理人スコット・ボラス氏と契約する26歳は史上最高のメガディールを狙うとされている。
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ちなみに現時点でのメジャーリーグの史上最高契約は昨オフに大谷翔平がドジャースと締結した総額7億ドル(約1015億円=当時のレート)。これは全体の97%を10年契約満了後の後払いにする異例措置によって実現した。だが、一部報道ではソト陣営は後払いもなく同規模の契約を得ようとしているという。
実現すれば、まさにエポックメーキングな契約となることは間違いない。無論、天文学的な規模の契約を結べるのはビッグマーケットを保持する球団に限定される。そのため、米メディアではヤンキースやメッツに加えてドジャースの名が「候補」として飛び交っている。
もっとも、昨オフに総額12億3700万ドル(約1833億円)の大型補強を展開したドジャースのソト獲得を疑問視する声もある。米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、米ポッドキャスト番組『Michael Kay Show』内で「ドジャースが積極的に動くとは思わない。もちろん話し合いはすると思う。ドジャースが調査しないのであれば、それはマヌケだ」と指摘。そして、次のように持論を展開している。