ドジャースは熾烈なソト争奪戦から離脱!? 涙で再契約を訴えたT・ヘルナンデスを優先か「DHにはオオタニがいる」
さらにパッサン記者は、ドジャースが今オフにFAとなったテオスカー・ヘルナンデスとの再契約を進めていると強調。その上で「ドジャースは3年契約を望むヘルナンデスを手にする最有力候補だ。しかし、オリオールズとレッドソックスもそこに追随している」と現状をリポートした。
打線の中軸を担える右の強打者は、ドジャースの補強ポイントの一つ。ワールドシリーズ制覇後のセレモニーで「来年またこのチームでプレーするために全力を尽くす」と涙ながらに語ったT・ヘルナンデスとの再契約は理想的ではある。
このT・ヘルナンデスとの再契約をドジャースが優先的に動いているという報道は、小さくない衝撃と喜びを呼んだ。米専門サイト『Dodgers Way』は「ソトがドジャースのユニフォームを着れば、信じられないほどの満足感はあるだろう。スーパーなチームがよりスーパーになる」とした上で、こう説いている。
「パッサン記者の指摘が確かならドジャースはソトを必要としていない。そしてテオスカー・ヘルナンデスと再契約すれば、左翼問題は解決する。そして右翼もアンディ・ペイジスか、手頃価格かつ効率的なFA外野手に仕事を与えるかもしれない。ドジャースはすべての卵を買い物カゴに入れる必要はない」
今オフは投手補強を念頭に置いているとも伝えられるドジャース。彼らが本当にソト争奪戦から離脱したとなれば、FA戦線の行方にもさまざまな動きが起きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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