「打つことしか魅力がない」ソトの最大8億ドル契約に止まぬ疑問 MLB伝説戦士が“大谷超え”に異論「落とし穴がある」
「テレビのチャンネルを回していて、ショウヘイとソトの試合を見る機会があったらどっちを見る? ショウヘイだろ」
そう説くのは、AJ・ピアジンスキー氏だ。MLB通算2043安打、188本塁打を残したレジェンドは自身のYouTubeチャンネル『Foul Territory』内で「ソトをけなしたいわけじゃない。彼は素晴らしいし、俺よりも選手として上だ」と前置きした上で、“大谷超え”に対する異論を語る。
「ハッキリ言って、ソトを見るために試合中継をつけたことはないよ。でも、ショウヘイやジャッジのためならあるよ。ソトの四球を見るために試合を見ようなんてならないだろ。俺は大まじめに言っているよ。もう一回言わせてもらうけど、ソトを嫌ってるわけじゃない。信じられない選手さ。でも、個人的には打つことぐらいしか魅力がないだろって思う」
暴論のような気もしなくもない。しかし、ピアジンスキー氏は「契約金の高騰は素晴らしい。ボラス(代理人)はよくやったと思う。大金を稼ぐことは最高だ」と続けながら、「俺は議論の余地がある契約だと言いたいだけだ。ソトのような選手の長期契約には絶対に落とし穴がある」と強調。最後までソトの巨額契約を疑問視し続けた。
果たして、ソトは懐疑論が渦巻く歴史的契約を正当化できるのか。15年の1年目から26歳の怪物は真価が問われそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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