「いつ良くなるか分からない…」1147億円男ソトが漏らした“苦悩” 米番記者は超大型契約の負担を指摘「誰だって影響を受けるでしょ」
スランプから脱する兆しがなかなか見えてこないソト。(C)Getty Images
「時間の問題だ。いつ良くなるかは分からないけど、とにかく努力を続けるしかない」
そう漏らすのは、メッツのフアン・ソトだ。昨オフに北米スポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時のレート)の“超”巨額契約を結んだが、今季は開幕から大スランプに陥っている。
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大谷翔平がドジャースと締結した10年総額7億ドル(約1015億円=当時のレート)の契約を超えた26歳は、本拠地でもブーイングを受ける苦境に立たされている。現地時間5月30日時点で開幕から56試合に出場し、打率.229、8本塁打、OPS.755と低調なパフォーマンスに終始している。
直近7試合に絞れば、打率.143、0本塁打、長打率.214の低アベレージ。スランプを脱する兆しも見えてこないソトには、事前の期待の大きさもあって「不良債権だ」という批判の声が噴出。本拠地でのメッツファンからのブーイングにも繋がるネガティブな雰囲気が漂っている。
なぜ彼は極度の不振に陥ってしまったのか。ニューヨークに拠点を置くスポーツ専門局『SNY』のメッツ番を務めるラウラ・アルバネーゼ記者は、同局の番組内で「ソトに新たなモチベーションなんて必要ないと思う」と断言。続けて「彼には必要なすべてが揃っている」とソトのポテンシャルを評価した上で、現況に至った原因を語っている。






