実はドラフト会議2018「最大の隠し玉」 「田澤ルール」と田澤純一の今後
今春、FAとなっていた巨人・上原浩治投手は移籍先がなかなか見つからず、3月に古巣・巨人と契約した。他にも開幕前後や、前半戦終了前後といったタイミングで日本復帰した大リーガーは何人かいる。
それも、ドラフトを経ていない田澤はできない。
再びメジャーのマウンドで、鉄腕リリーバーとしての地位を取り戻すことができるか。はたまた、1年後のドラフトでその名前が呼ばれることはあるのか。
田澤ルール自体、ファンの間では撤廃も含めて再考を求める声が強い。やはりNPBを経ずにメジャー挑戦した先駆者のマック鈴木は、メジャー通算16勝の実績をひっさげ、02年ドラフトでオリックスに2位指名されNPB入り。3シーズンプレーした後、戦力外通告を受けた。その後、アスレチックスとマイナー契約を結び、カブス傘下マイナーなど再び米球界を転々とした。
自由な開けた往来こそが、選手本人にも、球界全体にとっても、プラス要素は数多いのは明らかなのだが。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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