バンタム級でいきなり“主役級”の完勝 中谷潤人の異次元さに米衝撃「ナカタニはチャンプに何もさせなかった」
米スポーツ専門局『ESPN』のマイク・コッピンジャー記者は、「ナカタニはこれまでと異なる階級であっても、自身の身長とリーチで依然としてかなりのアドバンテージを持っていた」と指摘。身長差13センチもあったサンティアゴを“完封”した内容を含め、「サンティアゴは全く歯が立たなかった。ナカタニは相手が距離を縮めようとするたびに、ジャブとアッパーを繰り出してチャンプに何もさせなかった」と絶賛した。
また、創刊102年を誇る米老舗紙『The Ring』も中谷を「日本ボクシング界にとって特別な夜に最も印象的な勝利を収めた」と称賛。余裕すら漂わせた試合運びを次のように評している。
「試合開始直後からサンティアゴを懐に入りこませず、ロングジャブをキープし、時折、左からのクロスカウンターを放ったナカタニは王者を全く寄せ付けなかった。彼は試合を通して絶妙なフットワークと機動力を発揮した」
果たして、ここから中谷はいかにしてスターダムをのし上がっていくのか。「バンタム級で彼に勝てる相手はいない」(コッピンジャー記者のX投稿より)と絶賛され、「ネクストモンスター」とも評される26歳には、世界が熱視線を向けている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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