「気分が悪くなった」中谷潤人の戦慄KOの余波続く 豪伝説戦士はモロニー陣営の判断を嘆き「試合は止めるべきだった」
実体験をもとにハードパンチを被弾する重みを口にした百戦錬磨の鉄腕は「アンドリューの陣営は最悪だった。選手には『こんなことしたら嫌われるかもしれないが、またチャンスがあったら世界タイトルを獲れるように、君の面倒を見る』と言うだけでよかったんだ」と吐露。さらにモロニー陣営の決断を嘆いた。
「第11ラウンドの後になぜ止められなかったのか? 第12ラウンドに入る時点で、試合に勝つことができなかった。もうノックアウトもする力すら残っていなかったからね。もっと物事を賢く判断すべきなんだ。私はレフェリーが止めようとするのを見ていたから、止めてほしかった。
モロニーはナカタニのビッグヒット1発でやられたのではないよ。他に食らっていた50発のパンチでやられたんだ。思わず感情的になった。こんなことは起こる必要がなかったからね。モロニーが頑張ってなかったとは言わないけど、試合は全く接戦じゃなかった。勝てるわけがない」
なお、中谷の猛攻に屈したモロニーは試合後に病院へ直行。一部の報道では両鼓膜にダメージを受けていると伝えられており、回復には時間を要すとされている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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