ダウン知らずの難敵が呆然の戦意喪失 中谷潤人の衝撃KO劇に米メディアも戦慄「今のナカタニに勝てる者はいるだろうか」
貫禄すら漂わせる防衛劇は“ボクシングの本場”でも小さくない話題となった。米専門メディア『Boxing 24/7』は「クエジャルは何とか隙を見つけようと全力を尽くし、パンチで反撃した。しかし、ナカタニはまさに『一流』だった。相手を見定め終えると3回に頭部とボディにそれぞれ致命的なショットを打ち込んだ」とリポート。その異能ぶりを次のように評している。
「パウンド・フォー・パウンドのリストに絶対に載るべき素晴らしいファイターであるナカタニにとって、なんとも楽な夜だった。今、バンタム級の統一を望んでいるナカタニに勝てる者はいるだろうか? おそらくいない。少なくともバンタム級には存在しない」
タフなメキシカンを危なげなく退けた試合後には、リングに上がったIBF世界同級王者の西田凌佑(六島)に「やりましょう」とニッコリと笑った中谷。その不敵な笑みに、「ネクストモンスター」と称される男の底知れぬポテンシャルを垣間見た。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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