クリンスマン監督の更迭には11億円も必要? 韓国国内で怒り噴出もサッカー協会が即座に踏み切れない理由
選手間のマネージメントも含めて、指揮官の仕事でもある。ゆえに韓国国内ではクリンスマン監督の“言い訳”に批判が殺到。韓国メディア『聯合ニュース』は「まったくもって衝撃的な言い訳だ。どう聞いても、選手たちに責任をなすりつけるかのような信じられない発言である」と憤怒している。
もっとも、解任の最終的に結論は、KFAのチョン・モンギュ会長が下さなければならない。さらに2年半も残っている現行契約を破棄する場合は、クリンスマン監督とコーチングスタッフに総額11億円の違約金(※クリンスマン監督には8億円)を支払う必要があるとも報じられている。この決して安くない費用をいかに生み出すかも即時更迭に踏み切れない理由ではあるはずだ。
とはいえ、国民からの猛烈な逆風はもはや抗う術がないほどに吹き付けている。さらに技術チームも「後任が必要だ」だと決議した以上、チョン・モンギュ会長の答えは明らかにも思えるが、果たしてどうなるか。16日中にも会見が行われるとされているだけに、注目される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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