「ただ”笑顔”を残して去る」クリンスマン監督、韓国代表解任へ 国内メディアは手腕に批判も「ファンに失望感を与えた」
さらに、「クリンスマン号はアジアカップを戦う間中、守備組織力はもちろん、攻撃陣同士の呼吸も合わず、ファンを失望させ、アジアカップ準々決勝を1日前にソン・フンミン(トッテナム)とイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)が取っ組み合いをしたという事実まで知られ、ファンに大きな失望感を与えた」として、アジアカップでの出来事を振り返っている。
他にも、「代表チームは今回のアジアカップ6試合で10失点を記録した。これは2011年大会の7失点、2015-2019年大会の2失点と比較すると、大きな“守備の穴”を露呈したことになる」と指摘し、加えてピッチ外の振る舞いにも言及。「クリンスマン監督は韓国居住の約束も破ったまま、米国と海外で過ごす時間が多く、ファンの嫌悪感を招いた」と綴っている。
また同メディアは、「いつも明るい姿でメディアと会っていたクリンスマン監督は、アジアカップ準決勝でヨルダンに完敗した後にも、選手たちの悔しそうな表情とは違って“笑顔”を崩さず、国内情緒に合わない行動を見せた」などと、非難の言葉を並べた。
アジア屈指のタレントを揃えながらも不振に終わったカタールでの結果以外でも、メディアからの批判が止むことはなかったクリンスマン氏。韓国代表指揮官として期待に応えられないまま、その座を降りる瞬間が近づいている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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