「アサクラはこれまでも…」UFC惨敗の朝倉海に米メディアが奮起を期待「敗北から立ち上がってきた」
また、朝倉の試合後でのコメントを掲載。「今回は達成できませんでした。でも、絶対に這い上がって王者になります。私はいつもそうしてきましたし、できるまで続けます。もっと強くなって戻ってきます」などと語った言葉を記した上で、同メディアは「31歳の彼は、自らの活躍の場がいずれ来ると信じているようだ」と綴っている。
さらに、「アサクラ(21勝5敗)はこれまでにも敗北から立ち直ってきた姿を見せており、特に2020年にキョウジ・ホリグチにタイトルを奪われた後、UFC移籍前の最後の試合でフアン・アーチュレッタを破りベルトを奪還したシーンは記憶に新しい」とこれまでの足跡も紹介している。
同メディアは、今後を展望し、「敗北したデビュー戦の後、ランキング入りのスタートを切れるかどうかに注目だ。なお、元WSOF王者のマルロン・モラエスが、2017年にUFCデビュー戦で敗北した後、バンタム級のランキングに名を連ねた例がある」として、朝倉のUFC次戦以降へ期待を込めた。
初戦で敗れたとはいえ、朝倉本人からは継続参戦へ、そしてタイトル獲得への強い想いが発せられている。過去の逆境を乗り越えてきた経験が、ここからの道のりを力強く後押しするはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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