女子GP開催前に天心×武尊戦に刺激を受けた浅倉カンナが断言 「あの大会はあの二人がいてこその熱だった。女子GPでは女子にも強い選手がいることを見せたい」
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来る7月31日、さいたまスーパーアリーナでの「RIZIN.37」にて、女子スーパーアトム級グランプリが開催される。ここに参戦するのが浅倉カンナだ。カンナは2017年に開催された同GPの優勝者。決勝戦では当時、優勝候補の本命だったRENAを下し、一気に女子格の主役に成り上がった。あれから約5年、女子格の顔ぶれも様変わりする中、前回の覇者としての参戦が決定。果たしてカンナの心境は?全3回の第2回。(取材・文=“Show”大谷泰顕)
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――あのー、今回のグランプリには日本人選手が8人中の4人参加しますけど、カンナ選手に勝っている大島沙緒里選手や山本美憂選手も出ていないなかで、浅倉カンナが選ばれた理由はなんだと思いますか?
「正直、前回優勝したっていう印象はあると思いますけど、なかなか今、自分はこの階級で目立てていないと思うので、そういう部分では、いろいろ覆していきたいなっていうのは凄いありますね。優勝っていうよりも、自分が目立ちたいなっていう」
――そういう気持ちがあると。
「(2017年に)優勝した時に、自分がここから1番になっていくんだっていう気ではいたんですけど、やっぱうまくいかなくて、新しい選手や浜崎さんが海外から戻って来たりとかで、ホントに強い選手はたくさんいて、結構息詰まるじゃないですけど、キツいなあって思う時がたくさんあって」
――思い通りにはいかなかった?
「そうですね。ただ、トーナメントってなると、勝ち上がれば優勝できるじゃないですか。なので1個1個集中して、勝ち上がっていけばまた、自分の存在を出していけると思うので、そこは一番思ってますけど」
――ご自分ではそういう認識があるのかもしれないですけど、浅倉カンナ選手はオーラありますよね。
「そうですかね。自分はオーラがないで有名だと思っていたんですけど(笑)」
――いやいやいや、出ていると思いますよ。
「ホントですか?」
――十分あると思いますよ。
「ありがとうございます」