女子GP開催前に天心×武尊戦に刺激を受けた浅倉カンナが断言「あの大会はあの二人がいてこその熱だった。女子GPでは女子にも強い選手がいることを見せたい」

――カンナ選手は挑んでいく試合だと強いですよね？
「たしかに。たしかに、怖がっているほうが、意外といい試合ができたりするので、ある意味、いいのかもしれない」

――一昨年あった古瀬美月戦以外は、挑んでいくほうが良さが出ていた気がします。
「多いかもしれないですね。ビビっているくらいがいいのかもしれない」

――ちょっと話は変わりますけど、最近、「THE MATCH」っていう大会があって、東京ドームに過去最高といわれるお客さんが集まった。ただ、そこに女子の試合はなかったんです。なかなか女子選手は東京ドームにたどり着けない現実があります。
「あの大会はあの二人（那須川天心と武尊）がいてこその熱があったし、あれだけの盛り上がりがあったと思うので、ああなれと言ってすぐにはなれないと思うんです」

――たしかに。
「そこは、なかなか難しいと思うんですけど、やっぱりその中でもこの女子トーナメントが開催されるってことは、女子もそれだけ選手もいるし、注目もしてもらえると思うので、なんていうんですかね。盛り上げようっていうより、なんていうんだろ。女子にも強い人がたくさんいるっていうところは見せたいですよね」

[文:Show大谷泰顕]