浅倉カンナ、笑顔と涙のラストマッチ。“純情可憐タックル女子”が駆け抜けた青春の格闘技人生「悔いはないです」

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 幼稚園の年長時からレスリングに打ち込み、高校1年時に総合格闘家に転身。若くして格闘技漬けの日々を送り、弱肉強食の世界に飛び込み、いつしか「純情可憐タックル女子」の異名を授かった。キャリア戦績は28戦20勝(8敗)とド派手なものではなく、苦しい日々もあった。

 それでも青春を捧げたことに悔いはない。試合後に「最高の格闘技人生でした」と振り返った浅倉は会見でこう語った。

「正直、意識が遠くなるほど苦しくて、ヤバいと思ったんですけど、その瞬間にこのままじゃ終われないと思ってしのげました。終わった瞬間は勝ちたかったので悔しかったですけど、この試合まで期間で全力で格闘技をやってきたので、悔いはないです」

 最後に生き様を見せつけた26歳。引退後のプランは不透明だが、「化粧をちゃんとして出かけたいです」とはにかむ表情は充実感に満ちているように見えた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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