巨人・大竹引退!思い起こされる異例の「ラーメンFA交渉」とは
巨人の大竹寛投手(38)が今季限りで現役引退することになった。今季は開幕1軍入りして3試合登板したものの、防御率4.50で3月31日に登録抹消。その後は二軍暮らしが続いていた。故障も続き、引退を決断したという。
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前日にはチーム最年長野手の亀井が引退を発表。今度はチーム最年長投手の大竹がユニホームを脱ぐことになった。大竹は2002年に広島にドラフト1位入団、先発として12年に11勝、13年に10勝と2年連続2桁勝利をマーク。13年オフのFAで巨人に移籍した。入団時に原監督は「野球少年のようにひたむきに取り組む姿がいい」と絶賛。本人も「背番号ぐらい勝ちたい」と17番の背番号にちなんで17勝を目標に掲げ、入団。また、このときのFA交渉は今でも球界内で語り草となっている。
「大竹といえば、無類のラーメン好きという情報が球団に入ってきていました。そこで当時の代表がFA交渉時に東京のおいしいラーメンを網羅したラーメンマップ本を持参したんです。金額提示以上に大竹は喜んで、入団の決め手になったともいわれています」(放送関係者)。
FA交渉時には環境が変化することで家族の住環境や子供の教育環境などサポート態勢の充実を伝えることはよくあるが、「ラーメンサポート」は異例。新天地に飛び込む決め手になったというのだ。