巨人・大竹引退!思い起こされる異例の「ラーメンFA交渉」とは

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 そんな大竹も移籍後は苦しんだ。入団1年目の14年は9勝6敗。ローテーション投手としてチームのリーグV3に貢献したが、その後は勝ち星も減り、19年にリリーフに転向。32試合に登板し、4勝を挙げるなど、再び輝きを取り戻した。翌20年も中継ぎとして29試合に登板し、1勝2敗、防御率2・59とブルペンを支えた。

 自他ともに認める癒し系。その後もラーメンの食べ歩きを趣味としたが「太りやすい体質もあり家族からはラーメンの食べ歩きを制限されることもあったようです」(同)。人間味あふれるエピソードの数々には後輩も慕い、宮本投手チーフコーチからは「ブルペンのオアシス」と評された。

 癒し系の外見と裏腹に持ち味のシュートで強気に内角をつく投法は一級品。今季でプロ20年目の節目の年だった。引退後は心置きなく食べ歩きにも励めることだろう。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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