三笘薫が迎えた“最悪”の局面 プレミアで訪れた危機に日本代表の命運を握る男が漏らした焦燥「足りない」【現地発】

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身体を張り、攻守で何とか奮闘する三笘。しかし、結果がどうにも結びついてこない(C)Getty Images

「80分良くても最後。これで負けるんで」

 迎えた2月11日のアストン・ビラ戦も、前半はリーグ3位と好調を維持するビラに完全に支配された。球際の弱さが際立ち、セカンドボールはことごとく相手のものに。反応の鈍さ、対応の遅れからファウルも増え、パスミスも散見された。

 押し込まれる時間が続いた状況で、三笘がボールを持つ場面はほとんどなく、手も足も出ず。大量失点での大敗すら予感させる内容だった。それでもスコアレスでハーフタイムを迎えられたのは、奇跡に近かった。

 そして後半に、ブライトンは別のチームのように息を吹き返す。インテンシティーが明らかに向上し、難敵を抑え込む競争力を取り戻したのだ。試合後、「ハーフタイムにどんなアドバイスをしたのか?」と質問した筆者に対し、ヒュルツェラー監督は「前半と同じくボールに対して強度を保つこと、そして落ち着いて我慢強くボールを回すことを伝えた」と明かした。その言葉がどこまで作用したのかは分からないが、前後半の差はあまりにも大きかった。

 とはいえ、この試合も終盤に失点して0-1で惜敗。試合後の三笘のコメントは、ここ最近と似通った内容だった。

「同じような最後のところ。細かいところですけど、80分良くても最後。これで負けるんで。サッカーはそういうもの。チャンスもありましたけど、受け止めないといけないですね」

「もちろん決め切れるところを決めきれないとこうなる。やっぱり全員で守備のとこは意識してましたけど、攻撃の時に少ない人数でやりきらないといけない。僕の責任もありますし、チーム全員の責任もありますし。でも、すぐに試合なんでもう切り替えるしかない」

 三笘がイングランド南部に渡ったのは、22年の夏(21-22シーズンはベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへレンタル加入)。移籍から早3年半が経過した。その間、クラブにも浮き沈みの時期はあったが、パフォーマンスそのものがここまで落ち込んだ局面は記憶にない。

 この苦境を三笘自身も「一番難しいとは思います」と言う。そして「サポーターの気持ちも分かりますし、自分たちの中でうまくいっていないのも分かります」と冷静に受け止め、ブーイングについても「妥当」と表現する。

「もっと上に行かないといけないチームでしたけど、こういう風になってるんで。でもしっかりとポイントを稼ぎ……稼いでいかないと厳しいことになると思います。こういうところ踏ん張れるかによって、自分たちの力が試せるかなと思います。ここを耐えないといけない」

 自分のプレーに対する評価も厳しい。「思ってるところのプレーはできてないですね。連戦の中でももっと違いを作らないといけないですし、次もしっかり試合出ていかないといけないですし。自分のとこは足りないかなって感じてます」と語る28歳は、現状へのもどかしさを隠さなかった。

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