「心優しき野獣」五輪も終盤戦 様々なレジェンド解説者が話題集める中、松本薫さんが”評価高める理由”【パリ五輪】
最初は緊張していた阿部も「大丈夫です!」と返答すると、「よかった~! それだけでいいんだよ」と笑顔を見せた。柔道に関する話題には一切触れず、大役を終えた阿部を最大限たたえ、包み込むように優しく接するやりとりにSNS上でも「選手時代は野性的な印象だったけど、お母さんみたいだった!」「心優しき野獣」「野獣どころか聖母」「松本さんの人柄、最高です!」など現役時代の愛称にちなんで称賛の言葉が並んだ。
ほかにも柔道解説では冷静な口調で戦況を解説した16年リオ、21年東京五輪金メダリストの大野将平さん、女子レスリング解説では前人未踏の五輪4連覇を達成しながら、実は小学生時代は卓球部のキャプテンだったことを明かした伊調馨さんや登坂絵莉さん、東京五輪のスケートボード解説で注目を集め、今大会でもフランクな口調で選手を励ました瀬尻稜さん、女子フェンシングの号泣解説の山口徹さんなど、様々なレジェンド解説が話題を集めた。
共通しているのが、いずれも現役時代を長く過ごし、選手としての立場が分かるからこその苦しみ、喜びを解説で視聴者に伝えていた。
まもなく五輪も終わるが、選手とともに五輪を彩ったレジェンドたちの陰の貢献にも拍手を送りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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