三笘薫がマンチェスター・Uに刻んだ“衝撃” 英紙は苦戦を強いられた敵DFを4点と酷評「ミトマを完全に見失った」
三笘とのマッチアップで後手に回ったマズラウィ。(C)Getty Images
「夢の劇場」と呼ばれる敵地で、三笘薫は存在感を放った。
現地時間1月19日に行なわれたプレミアリーグの第22節で、敵地に乗り込んだブライトンはマンチェスター・ユナイテッドに3-1の快勝。17日のイプスウィッチ戦に続く連勝を飾った。
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緊迫したゲームで異彩を放ったのは、ブライトンの4-2-3-1の左サイドハーフで先発した背番号22だった。開始間もない5分に味方のロングパスに反応して相手最終ラインの背後を突くと、ゴール前に絶妙なラストパスを供給。ヤンクバ・ミンテの先制ゴールを呼び込んだ。
さらに1-1で迎えた60分には、敵エリア内の右でボールを受けたミンテの柔らかいクロスに反応。最後はファーサイドで身体を投げ出しながら、右足でちょこんと合わせ、値千金の勝ち越し点を挙げた。
敵地を静まり返らせた三笘。終始、“赤い悪魔(マンチェスター・Uの愛称)”の守備者たちを翻弄したパフォーマンスは、大いに称賛に値すると言えよう。
無論、マンチェスター・Uにとってみれば、この日の「夢の劇場」で見た三笘は、まさに悪夢のような存在だったのかもしれない。直近10試合で6敗目(2勝2分け)を喫し、試合後の会見で指揮官のルベン・アモリムが「我々はマンチェスター・ユナイテッド史上最悪のチームかもしれない」とも嘆いたことを考えれば、27歳の日本代表WGは最悪だったとも言える。