「多くの試合に出場できたのはポジティブ」三笘薫が躍進のシーズンを総括「もう一段階上げなければ」と危機感も
シーズンを通して出場機会を確保できたのは「ポジティブなこと」と三笘は語った(C)Getty Images
プレミアリーグを舞台に一躍ブレイクを果たしたブライトンの三笘薫。もはや代名詞とも言える、得意のドリブルが威力を発揮し、数えきれないほどの好機を生みだした。また、チャンスメイクのみならず決定力も見せつけ、自らにより得点を挙げることへの「執念」も垣間見えるシーズンとなった。
リーグ戦では序盤こそ途中出場が続いたものの、12節のチェルシー戦で初めてスタメンの座を掴むと、以降はレギュラーとしての地位を確立、攻撃の軸としてチームの躍進を支えた。
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リーグ公式戦は先月末ですでに全日程を終えている中で、現在メディアではクラブ史上初のヨーロッパリーグ出場権獲得にも大きく貢献するなど、その名を轟かすこととなった日本人アタッカーの声を伝えている。
イングランド国内のニュースサイト『Sussex Live』では現地時間6月4日(日本時間5日)、来季への決意を語った三笘のインタビュー記事を配信。自身による今季の振り返りやプレミアリーグ2シーズン目を見据えた決意などが綴られている。
同メディアは「この日本代表選手は昨年8月のスコアレスドローに終わったニューカッスル戦でプレミアリーグ初出場を果たした。1月にレアンドロ・トロサールがアーセナルに売却された後は、左MFの役割をしっかりと果たし、ロベルト・デ・ゼルビの下でブライトンのキープレーヤーに急成長した」として、今季のパフォーマンスを振り返った。
記事では三笘自身のコメントとして「1年目のシーズンでコンスタントに多くの試合に出場できたのは、ポジティブなことだった。また、大きなケガをしなかったことも良かった」と語る一方で、「しかし、自分のプレーの質をもう一段階上げなければ、次のシーズンは難しいものになる」との意気込みも紹介されている。