「コンパニがリストアップ」とも――激化する三笘薫の“争奪戦” 独名門の動きにアーセナルが戦々恐々「大きな脅威だ」
ステップアップを狙う三笘の去就に注目が集まっている(C)Getty Images
ブライトンの三笘薫に対し、プレミアリーグのアーセナル、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンが今夏、獲得を目指していると報じられている。シーズンオフに入り、両クラブの具体的な動きがいよいよ明らかとなってきており、日本人アタッカーをめぐる両名門の動向は、まさに“争奪戦”の様相を呈しているようだ。
【動画】永久保存のスーパーゴール 三笘薫のチェルシー粉砕弾をチェック
アーセナルの専門サイト『Just Arsenal』が現地時間5月28日、三笘に関するトピックを掲載。同メディアは、「ミケル・アルテタ監督のスタッフは以前からミトマを高く評価しており、スピード、創造性、そして縦への突破力を兼ね備えた彼が、チームの攻撃陣に新たな選択肢を加える存在になると見ている」と主張。アーセナルの来季の構想で三笘が重要な役割を担うものと見通している。
さらに、「日本代表のミトマが自軍の攻撃に独自の要素をもたらすと考えており、特に低いブロックを敷く相手に対して必要とされる創造性とスピードの点で大きな効果を期待している」などとスキルを絶賛。加えて、すでにクラブがブライトンと接触を開始しているとして、「移籍条件について協議を始めた」などと伝えている。
またトピックでは、バイエルンの動きについても言及。「ミトマの獲得レースに参入しており、新監督のヴァンサン・コンパニが今夏の重要な補強候補として彼をリストアップしているという」と綴っている他、「財政力に加え、チャンピオンズリーグ出場権を持つバイエルンの存在は、アーセナルにとって大きな脅威だ」として警戒心を募らせている。






