「周りのサポートがあっての自分」石川佳純が明かした引退の理由と感謝の気持ち「やり切った」「心からの感謝を伝えたい」
現役引退を発表した石川。18日に会見を開くという(C)Getty Images
卓球女子の石川佳純が5月1日、現役引退を表明した。
ロンドン、リオデジャネイロ、東京五輪の卓球女子団体で3大会連続メダルに輝いた石川は、自身のインスタグラムで「こんにちは。本日は皆様にご報告があります。私、石川佳純は、4月のWTTチャンピオンズ・マカオ大会をもちまして現役を引退することを決めました」と発表。
【画像】石川佳純が公開した「引退メッセージ」と笑顔溢れる「37枚の写真」
このタイミングでの報告になったことに関して、「最後の試合まで、これまで通りに集中し全力で戦う為に、事前にお伝えすることができませんでした」と説明し、さらに「今年に入ってからは、大会毎に『この試合が最後になるかもしれない』と思いながら臨み、今、自分の中ではやり切ったという思いが強く、引退を決意した次第です」と決断の経緯を明かした。
石川のメッセージは、感謝の言葉で溢れていた。
引退にあたって7歳から始めた自身の卓球キャリアを振り返った30歳は、「現役生活が長くなればなるほど、周りのサポートがあっての自分だという思いが大きくなりました」という。「指導いただいたコーチ、トレーナー。長時間の練習に付き合ってくれた練習相手の方々、友人、そして家族。同じ気持ちで戦ってくれた私のチームに、心からの感謝を伝えたいです」とし、活動を支えたスポンサー、ライバルとなった選手たち、そして「いつも応援して下さるファンの皆様」に「心からの感謝を伝えたい」「ありがとうございました」と心を込めた。