「わかってても打てない」広澤克実氏が挙げる球種別・歴代最高投手とは
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近年、プロ野球界ではセパ問わず、球界を代表する投手たちが次々と台頭してきている。
そして、それぞれが自身の持ち味である「武器」を持ち、対戦する一流打者たちを翻弄している。
そんな日本球界の投手たちのなかで、一番衝撃を受けた投手について、かつて2度の打点王と4度のベストナインなどのタイトルを獲得した、ヤクルト・巨人・阪神で活躍した広澤克実氏がデーブ大久保氏のYouTubeチャンネルに出演し明かした。
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現役時代、通算1893試合に出場し1736安打、306本塁打985打点の成績を残し、「天才」とも称された広澤氏。
同氏曰く、それぞれの球種によってベスト投手は変わるという。
「スライダーだと、ヤクルトの伊藤智、カットボールは中日・川上憲伸。カーブは阪神・マットキーオ、シュートは中日・川崎憲次郎、チェンジアップはロッテ・グライシンガー。そしてフォークは、横浜・大魔神佐々木(佐々木 主浩)ですね」
各球種からかつての名だたる名投手たちの名をあげた広澤氏。中でもプロ野球史上1番すごいというストレートを投じた投手について、あのレジェンドを挙げている。
「藤川球児ですね。2006年か2007年のオールスターで、ストレートしか投げませんと言って、パリーグの名打者たちみんなから三振を取りましたからね。プロ野球史上1番最高のストレートを投げたのは藤川球児だと思っています」