「ちょっと覇気が感じられない」清原和博氏がCS解説で古巣・西武に愛あるゲキ! 課題についても言及
また、2022年に三冠王を獲得した当時と比べ「今年はね、数字の割には、ちょっと印象度が薄い。数字と印象がかみ合っていないかな」とし、打撃フォームについて「トップの位置から打つときに(グリップが)少し下がる」ことを指摘していた。
また、この日の西武の先発は菅井信也。育成から這い上がってきた左腕について「強い気持ちの精神力の持ち主だと思う」とし、菅井が巨人、西武で活躍した内海哲也(現巨人投手コーチ)を目標にしているとのことから「タイプ的に似てるんでしょうね」と頷いた。
その菅井は初回にランナーを背負い苦しい立ち上がりとなり「緊張してますね。しょうがないですよね」と慮ると、ピンチを切り抜けると「最後投げ切りましたね。踏ん張りました」と左腕を労っていた。
西武打線が5回、ヤクルト先発の高橋奎二に三者三振に倒れると「(高橋に)簡単にストライクあげますね。積極性がない。もっともっと攻めていっていい。ちょっと覇気が感じられない。高橋投手の方が覇気がある」と打撃に関して積極的に振っていく姿勢を求めた。現役時代は西武ライオンズの主力として長年チームを支えただけに、古巣の低迷は気になるところだろう。愛あるゲキを生かすことができるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】慶大・清原ジュニア、ドラフト指名が予想される「3つの球団」とは
【関連記事】球界OBから指摘された渡辺西武の「今後の戦い方の鍵」と「厳しい目を向けられる選手の存在」とは
【関連記事】なぜこのタイミングで西武は監督休養のカードを切ったのか? 背景にある"誤算と関門"