【中日】井上一樹監督誕生へ 新体制も受難の船出か 心配されるチーム”空洞化”とは

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 またチームでは今オフ、左腕の小笠原慎之介がポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している。2016年ドラフト1位入団、今季もローテーションの柱として24試合に登板、5勝11敗、防御率「3.12」と勝ち星にはなかなか恵まれなかったが、チームを支えた。

 投手王国といわれるチームも今季は開幕投手を務めた柳裕也が不振に悩まされ、大野雄大、涌井秀章といった主力投手も高齢化が進んでいる。

 希望の光は最優秀防御率(1.38)のタイトルに輝いた高橋宏斗やトミージョン手術から復帰した梅津晃大などにもなるが、自慢のピッチングスタッフにも"空洞化"が心配されている。

 そして上位浮上のためには近年の課題である打線強化が欠かせない。

 細川成也、オルランド・カリステといった主軸とともに移籍1年目でやや寂しい成績となった中田翔の再生をどう目指していくのかも大事なポイントとなりそうだ。

 一方で井上新監督といえば、阪神ヘッドコーチ時代にも若手を乗らせるモチベ-ターとしての手腕は認められている。今季は2軍監督としてチームを見守った。ブライト健太、鵜飼航丞、石川昂弥などブレイクが待たれる若手も多いとあって、本格覚醒を促せるかも注目される。

 長く低迷するチームをどう蘇らせるか。補強含め、フロントの全面バックアップ体制も欠かせないだろう。実直な人柄も評価されている新指揮官の手腕に期待が高まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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